「デスノ」作者の天使に選ばれた「神候補」の話『プラチナエンド』のあらすじ紹介

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友達がずっと「おもしろくない」って言っている漫画があったんです。

それは「デスノート」「バクマン。」で有名な大場つぐみ先生・小畑健先生のタッグが描かれている作品なんですけど、友達はなかなかに辛口なコメントをしてました。

 

作者さん的には絶対面白いのになあ…と思い、気になったので読んでみることにしました。

では本題へ

 

プラチナエンド」とは

月刊誌「ジャンプSQ(スクエア)」にて連載中の作品です。現在単行本が6巻まで発売中。

作画には「ヒカルの碁」や「デスノート」で有名な小畑健先生。そして小畑先生の作品「デスノート」「バクマン。」の原作を担当された大場つぐみ先生の、二人がまたタッグを組んで作られている漫画です。

生きることに絶望している主人公が天使にとある力を与えられ、壮大な戦いに巻き込まれていく…といった内容です。

 

これ以降はネタバレが含まれています!

気になる方はぜひ立ち読みからどうぞ!

 

プラチナエンド」あらすじ

とある少年の架橋 明日は、幼少期に家族が亡くなり引き取られた叔母一家では奴隷のような扱いを受けていました。すべてに絶望した明日は、中学校卒業の日、「幸せになりたかった」と呟きビルの屋上から飛び降りました。

次の瞬間、明日は真っ白で羽根を生やした少女…天使に抱きかかえられていました。

天国への迎えかと思いきや、「明日を幸せにしにきた」と言い、生きる希望を授けてきます。それは自由に飛べる「翼」、射た人が誰でも自分のことを好きになる「赤の矢」。そして、最後に天使は、「明日の家族を殺したのは叔母夫婦だ」と告げました。

死ぬはずだった明日は、天使にもらった力を使って真実を確かめに向かいました。

そして、この日から明日には「神候補」として他の神候補との戦いの日々が待ち受けていました。

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とにかく絵が綺麗

辛口な友達もこれはすごくほめてました。絵がとても綺麗です。

この作者さんに関しては「ヒカルの碁」の頃からずっと絵が上手で綺麗でしたので、もうみなさんご存知かとは思いますが…。

また今作は、「天使」が登場します。羽根を生やし空を飛び、美しいルックスをしています。さまざまな天使が登場するんですが、漫画の絵でわかる白さと神々しさ!これはすごいです。

他にも、羽根の表現や空を飛ぶ描写もさすがと言わざるをえません。

また神候補との戦闘シーンでは、各々仮面ライダーのようなゴツいスーツを着るんですが、それもまた細かくてよく描くなあと関心しっぱなしです。

ぶっちゃけ絵だけでもこの漫画を読む価値はあるかもしれません。本当に画力がすさまじい。

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わかりにくい部分

次に残念な点を。

戦闘シーンでスーツを着る、と言ったんですが…出てくる神候補のほとんどがスーツを着て戦闘します。かっこいいから、とかではなくしっかり理由もあるのですが…戦闘シーンがわかりにくいんです。

2巻で起こる戦闘では、新キャラが敵に倒される…という展開がありますが、どの人物も似たようなスーツを着ていて誰が誰にやられたのかさっぱりです。しかも、スーツを着た人物は4,5人あらわれます。特徴がないわけではないのですが、出てきたばかりで戦闘されても誰が誰だか…。正直ここはがっかりしちゃいました。

他にも「赤の矢」という戦闘手段も少し地味な部分があります。普通の人間には目に見えない武器、かつ物理的に刺さるというものではないので、ちょっと地味なんですよね。ちょっと盛り上がりに欠けちゃうかもしれないです。

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ストーリーは…

肝心のストーリーですが…正直にいうと、話は3,4巻くらいから面白くなったなあと感じました。とくに最新刊の5巻、6巻はなかなかの盛り上がりです。ぶっちゃけ1巻は始まり部分であまり理解ができない部分が多かったです。「この漫画面白くなるのかな?」と思ってました。まあでも1巻ってのは漫画だと出だしで面白くないのも多いので、読み進めてみると…なかなか面白いです。

また良くわからなかった設定も後々生かされてきてるので、良かったですね。

たとえば「神候補は12人」って部分なんて、12人なんて少ない人数なのに序盤で一気に4人死にます。これそんな死んでいいのか?と思えば死んだ神候補から「矢」や「翼」を奪えて、さらにそれを他の神候補ではない人間にも渡すことができて、結果的に敵は増えちゃいました。なるほど!といった感じです。

神候補も個性的な人物が多いですし、主人公の明日も「人を殺したくない」という気持ちを貫いて戦い抜いています。これも「神候補」として、「神様になりうる人間」として美しい部分だなあと思いますし。その手段もなかなかでした。

 

面白い?面白くない?

プラチナエンド」、ちゃんと面白い作品でした。

ただ、本格的に盛り上がるのが3巻くらいからなのと、天使という派手な存在はいますが全体的に絵が地味なところが少し残念かもしれないです。(ヒロインがあんまりかわいくない…)

しかしさすがの小畑先生。作画はとてつもないので、キャラクターは地味かもしれませんがデッサンに狂いは無く戦闘描写もしっかり描かれています。

すくなくとも買って損することはないと思います。まだまだ続くと思うので、今後の展開に注目したいです!

私は次巻も読もうと思います。

 

気になったかたはぜひ読んでみてください!

立ち読みはこちらからどうぞ。

そのときはぜひぜひ3巻まで読んでみていただきたいです…!

 

小畑先生って、原作者によっては巻数が伸びないことも多い(おもしろくない)のでプラチナエンドにも若干不安があったんですよね。

しかもブルードラゴンに似てたし。

これ、ジャンプ本誌で連載されてたときに絵が綺麗だから軽く読んでたんですけど、あまり面白いと思えなくて…。(かなり昔なのであいまいですが)

いまさら調べてみたらゲームが元だったみたいですね。懐かしい。

 

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蛍光灯で天使ごっこ。

どっちかというと先輩のほうが天使っぽいですよね。あえて後輩で。