ブックハック - 電子書籍のある生活

好きな漫画や自作の漫画・イラストのブログです。

【このマンガがすごい!9位】漫画『大きい犬』のネタバレレビュー!ほっこり短編集!

f:id:book-hack:20171214124944p:plain

昨日は「このマンガがすごい!2018」のオンナ編1位の作品「マロニエ王国の七人の騎士」のレビューをしました。

記事を読んでいただければわかるとは思うんですが、すっごく面白かったんですよね。

で、他の作品も読んでみようかな、と思いラインナップを見ていたんですが、ひときわ惹かれるタイトルがありました。

このマンガがすごい!2018」オンナ編9位に選ばれた作品「大きい犬」です。

タイトルもそうですが、なにより表紙のインパクトがすさまじくて次に読むのはこれだと即決しました。

ということで漫画「大きい犬」のレビューです!

では本題へ! らくがきもあります。

 

「大きい犬」とは

リイド社Web漫画サイト「トーチ」にて掲載された作品です。

複数の話が収録された短編集となっています。

作者のスケラッコさんは現在「平太郎に怖いものはない」を連載されています。

 

これ以降はネタバレが含まれます!

ここまでで気になった人はぜひ立ち読みからどうぞ!

 

「大きい犬」あらすじ

「しばらく海外に行くから」と言う友人の家に留守番役として住むことになった高田は、その友人宅へと向かう最中、家と家の間に座っている大きな犬を発見します。

友人宅での生活を始めながら、高田はその犬と次第に仲良くなっていきました。

でもある日、遠出をしてしばらく家を空けてから戻ると、いつも同じ場所に居た大きな犬はいなくなっていました。

そんな物語「大きい犬」と、「七福神再び」「クリスマス幸子」「梅・桃・桜」「彼の友達」「ホーライくん」「小さい犬」の7作品が収録された短編集となっています。

f:id:book-hack:20171214125005p:plain

 

さりげなく紛れ込もうとする非日常

出オチ感がするタイトルと表紙です。読んでみると、まあタイトル通り大きい犬がいるわけなんですが、それが非日常として扱われているわけではなく、日常のひとつとしてなじんでいるんですよね。

大きい犬に驚く主人公が居たと思えば、次の瞬間には犬語で会話を始めます。犬語しゃべれるの!?ってビックリしました。

読者はきっと頭に?を浮かべながら読み進めていくことになるんですが、そんな疑問は放っておかれて、お構いなしに進む物語。でもなぜだか惹きこまれてしまうんです…。

私は常に「なんで!?」と笑いながらも、展開にどんどん惹きこまれてしまって、高田くんもペロくん(大きい犬)も大好きになっちゃいました…。

他の作品も普通の日常にありえない非日常がぶっこまれていて、さりげなく紛れ込もうとしているけれど決して紛れ込めていなくて、でも読むと普通に感動できちゃって…。という作者の手のひらの上な感じになっています。悔しい…けど面白い…!

f:id:book-hack:20171214125027p:plain

 

 

ほんわかほっこりできる物語

この漫画「大きい犬」は、読むのにまったく疲れることがない軽い物語ばかりなのですが、読んだ後なにかしらの心に残るものがありました。

作品ごとに家族愛だとか、友情などのメインになる物語があって、その部分の描かれ方がとても上手です。しかもギャグ部分である非日常がそれに軽く絡められているので、驚くほど軽く読めてしまいます。でも、しっかり伝わってくるものがありました。

「大きい犬」と、ぞの続編「小さい犬」はかわいくてすごく好きでしたが、「梅・桃・桜」は壮大な世界観の中で描かれる親子の形に、軽く読めるのに、すごく感動しちゃいました。私の心にしっかり残ってます。

さらっとした絵柄も軽く読めちゃう一因でしょうね。時間があるときにぱらりと読み返したくなる作品です。

f:id:book-hack:20171214125046p:plain

 

作者のスケラッコさんは犬が好きなんでしょうか。

「大きい犬」のペロくんは当然かわいいですが、続編「小さい犬」にて登場するチワワもすごくかわいいです。

ペロくんと高田くんの続き、もっと読みたいです…。二人が仲良くたまに会って遊ぶのがすごくかわいらしくて、ほほえましいです。

「大きい犬」、すごく面白い作品でした。癒されたいとき、ゆっくりしたいときにオススメです。

 

今日の「ぶくはく!」らくがき

f:id:book-hack:20171214171351j:plain

今日はすごく寒かったので、その気持ちを絵に表しました。

ものすごく寒そうな弟です。

もう早く春になってほしい…。寒すぎて布団から出られない…。