ジャンプらしからぬサスペンス漫画『約束のネバーランド』のあらすじ紹介

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今のジャンプはNARUTOBLEACHなどの有名作がどんどん完結していって、あとはワンピースと銀魂と…残り少なくなってきていますよね。でもさすがのジャンプですので、面白い作品はまだまだあるみたいです。

という事で、今回はジャンプの作品「約束のネバーランド」を、友人に勧められたこともあって読んでみました。

 

これもう表紙詐欺なのではないでしょうか。

 

では本題へ

 

約束のネバーランド」とは

週刊少年ジャンプにて連載中の作品で、現在単行本は5巻まで発売中です。最新刊6巻は9月に発売予定。

ジャンプといえば単行本の出るスピードが速いので、今のうちに買いそろえた方がいいかもしれないですね。

 

ちなみにこの作品なんですけども、できればネタバレはもちろん何の前情報も入れずに読んでみてほしいです。私は友人からさわりを少し聞いていたんですが、何の情報もなく読んでみたかったと思いました。若干後悔です。でも教えてもらわなかったら漫画自体を知らなかったというジレンマ…!

 

ということで、ぜひ立ち読みをオススメします。こちらからどうぞ!

book.dmm.com

 

これ以降は「約束のネバーランド」のネタバレが含まれますので注意です。

 

約束のネバーランド」あらすじ

主人公の11歳の女の子・エマは孤児院でたくさんの子供たちと、大好きなママと一緒に毎日を過ごしていました。おいしいごはんを食べ、子どもたちと遊び過ごす日々のなか、里親に引き取られることが決まった子の忘れ物を届けに家を出たことから、エマは孤児院の真実を知ってしまいます。同い年のノーマン、レイと一緒に作戦を立て、なんとか孤児院を脱走しようと動くちょっぴりホラーでサスペンスな物語です。

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第一話のインパク

この漫画ですが、「こんな内容だよ」といくらネタバレを知っていても第一話を読んだ人は前半と後半の温度差の違いにゾクリとするのではないでしょうか。少なくとも私はそうでした。

最初は小さな子供たちの幸せそうな生活が描かれていて、主人公たちもママもみんな笑顔でした。たびたび挟まれる孤児院にしてはおかしい妙な部分には少しソワソワしつつも、漫画の世界観をつかむとともに作品の雰囲気はこれだと騙されてしまうのではないでしょうか。そして、後半です。黒ベタが増え画面が急に暗くなって、文章も怖い単語が並びます。かわいらしかったイラストも急に恐ろしいものに感じてしまいます。騙された…と感じました。

こういう作品だと知っている私でも騙されたと感じたので、前知識が無い状態で読んだらどうなっていたのか思うと震えます。

この面白さはもちろん1話にしか無いものですが、この1話でがっしり心をつかまれてしまいました。

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ジャンプらしくない設定

この漫画のジャンルは、サスペンスです。ジャンプでサスペンスものといえばデスノートが有名ですが、サスペンス自体はあまり連載作にはありませんよね。なので今回の「約束のネバーランド」はジャンプではレアな作品ですが、ジャンル以外にもジャンプらしくない部分があります。

まずは主人公が女の子という部分です。これはジャンプではかなりレアではないでしょうか。「魔人探偵脳噛ネウロ」も女主人公ではありましたが、中心人物はネウロでした。でも「約束のネバーランド」は、主人公がガッツリ主役です。一緒に行動するノーマン、レイと3人で主人公のような部分もありますが、ポジションではエマがしっかりと主人公の立ち位置です。性格や役割も主人公らしいもので、ノーマン、レイが頭脳担当でエマは運動担当です。それに、エマには主人公らしい「正義感」をしっかり持っており、同時に純粋でまっすぐです。まさにジャンプの主人公のようなキャラクターでした。すごくジャンプらしくなく、でもジャンプらしい作品と言えます。

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イラストとストーリーのかみ合い

私はこの記事の最初に「表紙詐欺」だと言いました。だって童話のようなかわいいイラストに笑顔の子どもたちですよ。ジャンプでなければほのぼのな作品かもしれないじゃないですか。ジャンプだとすれば絵柄がまずジャンプには珍しいですよね。

絵柄に関しては最近のジャンプは個性豊かなものが増えてきたのでそこはあまり気にしていなかったのですが、内容はあったとしても子供たちのバトルだとか、表紙から想像できる明るいイメージがありました。

漫画を読んでみれば、最初は想像通りの内容だったとしても、途中からはもうびっくりする展開で、急にえげつない化け物が出てきたり、笑顔で優しかったママが冷たい表情をしていたり、孤児院を出ていくことになった可愛い少女が無残な表情で死んでいたりと想像しなかった展開です。そしてかわいいイラストですが、なんとそれがこの内容に合っているのです。

なんでこの絵柄に作風が合っているのだろうと悩むと同時に、合う理由もすぐにわかりました。先ほど私は「童話のようなかわいいイラスト」と言いました。まさにこれです。

童話の古い本なんかは、絵がかわいいようで、ちょっと怖いような雰囲気がしますよね。ほかにも洋風の人形だとか。「約束のネバーランド」のキャラクターもよく見れば人形のような顔と子供らしい小さな等身ですよね。漫画だと可愛い表情だし、しっかり動いているので動くことが無い人形とは違いあまり怖く感じませんが、サスペンス部分の作画はその怖い部分をしっかりついてきていると思います。なので、この画風に内容がマッチしているんだと感じました。

 

いい意味でジャンプらしくなく面白い漫画でした。

主人公たち子供は孤児院から逃げ出せるのか、逃げ出した先に広がる世界はどんなものなのか。みなさんもこの漫画に触れて確かめてみてはいかがでしょうか。

立ち読み部分でテンションの落差はしっかり味わえるので立ち読みからでもどうぞ!

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