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漫画『魔女の怪画集』1巻ネタバレレビュー!不思議な怪画を燃やす…雰囲気最高のファンタジー

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この話をしちゃうと争いが始まって私のブログの読者数もごっそり消えてしまうのではと心配もありますが、言いますね。

私はきのこ派です。

久しぶりにきのこの山を買いました。安定のおいしさ!現在どっち派か総選挙が行われているとか…ぜひきのこをよろしくお願いいたします。(でもたけのこも好きです)

 

今日は、漫画「魔女の怪画集」のレビュー・感想です!

 

「魔女の怪画集」とは

集英社ジャンプSQ」にて連載中の作品です。作者は晴智さん、単行本は現在2巻まで発売中です。

「魔女の怪画」と呼ばれる超常現象を起こす不思議な能力を持った絵を燃やし尽くすべく行動する青年のファンタジー物語です。

 

これ以降はネタバレが含まれます!

ここまでで気になった方は立ち読みからどうぞ。

魔女の怪画集 1
孤児院の少女・アイシャには、自身の血を混ぜて描いた絵に奇跡が起こる不思議な力が宿っていた。しかし、善意で描かれた絵は人間の欲望にまみれ、やがて人を害し「魔女の怪画」と呼ばれるよう...


知識が無い状態で1話を読んだときのゾクッと感がとんでもないので、まずは立ち読みからでもいいので読んでみて欲しいです…!

 

 

「魔女の怪画集」あらすじ

お金が沸き、病弱の人間が健康になり、失くした足が生える…自らの血を使い描くことで奇跡を起こす絵画を作る少女・アイシャ。孤児院で過ごす彼女には、常に一緒にいる少年・ロキという友人がいました。

「みんなを幸せにできる」と喜びながら絵を描くアイシャと、そんなアイシャを見守るロキ。2人の幸せな時間は、そう長く続くことはなくて…。

「全ての絵を燃やして」というアイシャの遺言をかなえるため、「魔女の怪画」と呼ばれる絵を燃やすべく旅を続ける青年・ロキの物語です。

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ロキという人物

この漫画の主人公である青年・ロキは、特殊な人物です。ここからはもうネタバレしかないので注意ですよ…!

アイシャが亡くなってから100年もの間、絵画を燃やすことだけを考えているロキ。

…実は、ロキは人間ではないのです。

アイシャが自分の友人として作り上げたロキという絵。彼はアイシャが描いた一つの作品、絵画なのです。

彼は私利私欲のために大切な存在であるアイシャを縛り付けた人間たちを憎んでいます。

ゆえに情に薄く、人間には基本的に塩対応。アイシャ関係以外では無表情無感情です。

そんなロキですが、完全に冷徹な人物ではありません。絵画を燃やすというのは絵画に苦しめられている人物を助けることと同意義ですし、作中では人間の背中を押すような言葉を放つこともあります。

彼がこの先、魔女の怪画を通してどのように成長していくのか、人間嫌いはどうなるのか…なにより、アイシャの絵の一つである自身も燃やすという展開が待ち受けているのではないか…と、わくわくします。

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絵画と戦う

アイシャの描いた絵画は人の欲にまみれると、最終的に怪画として血を求める化け物になります。そんな怪画を燃やすべくロキが戦う様子は、いろいろとシビれるビジュアルに満ち溢れています。

まず、ロキが常に背負っている額縁。彼が怪画となった絵をその額縁に封額(ふういん)することで、絵は燃えていきます。燃える過程で、まがまがしく変貌していた絵も「アイシャが描いた状態」へと戻り、ロキの目に燃やした怪画の枚数が浮かび上がります。

……いろいろとかっこよすぎます。「絵画」というアイテムを、美しい雰囲気を保ったままバトルに落とし込んでいるんです。

アイシャが誰のために、何を思って描いた絵かによって怪画の化け物の様子は変わってきますし、バトルにもまだまだパターンがありそうです。ちょっとホラーな怪画の雰囲気も世界観にピッタリで、雰囲気作りはバッチリな漫画でした。

敵対するであろう人間の組織の存在もありますし、バトル漫画としてもまだまだ盛り上がりそうです。

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1巻のラストでは衝撃的な展開が待っていた「魔女の怪画集」。2巻でもまだまだ盛り上がる展開が用意されていて、とてもおもしろいです。

みなさんもぜひ読んでみてください!

魔女の怪画集 1
孤児院の少女・アイシャには、自身の血を混ぜて描いた絵に奇跡が起こる不思議な力が宿っていた。しかし、善意で描かれた絵は人間の欲望にまみれ、やがて人を害し「魔女の怪画」と呼ばれるよう...

 

ジャンプSQ掲載作品

book-hack.hateblo.jp

プラチナエンドも、 「魔女の怪画集」と同じ掲載誌「ジャンプSQ」です。

デスノート」「バクマン」の作者タッグの作品で、作画はそりゃもちろんとんでもないです。

「人を殺したくない」という信念がブレない主人公も魅力的なので、ぜひあわせてどうぞ!

 

あんさんぶるスターズ!