「げぇむ」をして「びざ」を手に入れろ!デスゲーム漫画『今際の国のアリス』のあらすじ紹介

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前回記事で「次はこの漫画読む!」って言っておきながら違う漫画を読んでました。

いや…前回レビューした「リアルアカウント」を読んで、デスゲーム系って面白いなーって思ったんです…。

 

 

ということで今回は、サバイバル・デスゲーム作品「今際の国のアリス」のレビュー記事となります!

では本題へ

 

今際の国のアリス」とは

週刊少年サンデーS」にて連載し、途中で「週刊少年サンデー」に移籍して連載をされていた作品で、単行本は全18巻で完結しております。

 

平凡な高校生が突然異世界へと来てしまい、生き残るためにデスゲームを行う…という内容です。

 

現在はスピンオフ作品の「今際の路のアリス」が連載中です。「今際の国のアリス」は麻生羽呂先生一人で描かれていましたが、「今際の路のアリス」では麻生先生は原作のみで、作画は黒田高祥さんが担当されています。

まだ「今際の路のアリス」はまだ読めてないので読みたいですね…!!

 

これ以降はネタバレが含まれます!

ここまでで気になる方はぜひ立ち読みからどうぞ!

 

今際の国のアリス」あらすじ

勉強・スポーツどちらもできず、家では優秀な弟がいるせいで肩身が狭い。そんな日々を送ってきた高校生の有栖 良平(ありす りょうへい)は、「どこか違う世界に行きたい」と考える日々を送っていました。

ある日、友人のチョータ、カルベと夜中まで遊んでいたとき、アリスたちは、深夜であるにもかかわらず打ち上げられた花火を目撃します。そしてひときわ大きな花火があがり、火の粉が降りかかってきた…次の瞬間。アリスたちの目の前には自分達が住んでいた日本が、廃れた状態で現れました。人がだれもおらず、草木は生え放題。お店の食べ物は缶詰やインスタント食品しか食べられない…急にサバイバル生活を強いられたアリスたちは、夜になってから、明かりがついている建物を発見します。

そこに向かったアリスたちは、ある「げぇむ」をすることになりました。

今際の国では「びざ」が切れると即死亡。その「びざ」は毎夜開催される「げぇむ」会場に行き「げぇむ」を「くりあ」しなければいけない。でも「げぇむ」は命にかかわるものばかり。アリスたちは、無事にもとの世界に帰ることができるのか…!

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わかりやすい簡単なゲーム

デスゲーム系といえば、頭を使う難しいものが多いと思いますよね。

この作品「今際の国のアリス」は、繰り広げられるゲームはオリジナルのルールでありながらも理解がしやすいものが多いです。

アリスが最初にするゲームはおみくじを引いてそこに書かれていた問題(雑学など)を解く、というもので、ひいたおみくじの結果で難易度が変わるという単純で理解がしやすいものでした。次のゲームも、殺人鬼がいるマンションで、殺人鬼から逃げつつ、その殺人鬼の部屋を探し当てる…という簡単なルールです。

じゃあ複雑なゲームとか面白い謎解きを期待してる人は楽しめないのか…と思いきや、そんなことは無いです!どのゲームも「攻略方法」があって、でも突飛な方法すぎることも無く、楽しめます。

原作も作画も同じ作者さんなのに、ここまでしっかりしたデスゲームを描かれるのは珍しいなと思いました。こういう作品って原作者がいることが多いので。

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平凡な少年だからこその葛藤

主人公のアリスは勉強もスポーツもできない平凡な少年です。正直読み始めてすぐは、「この主人公に謎解きはできるのか…?」って思いました。なにか秀でているものがあるわけではなかったので。

でも、アリスには今まで生きてきたアリスの生き方から、思わぬ方法で窮地を乗り越えることがあります。家では気配を消して自分はいないように振舞ったことから、鬼ごっこの鬼から隠れきることが出来たりだとか。また、デスゲームをこなしていくことで、いろんな困難を乗り越え精神的に強くなっていくさまは見ていてかっこいいです。

でも、平凡なアリスらしく挫折もたびたびするので、平凡な主人公らしい成長を見守ることができます。人が簡単に死ぬ世界観で、友人の死を簡単に乗り越えることができないところもとてもよかったです。

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たびたび挿まれる番外編

この作品は、たびたび数話続く番外編が収録されます。主人公はアリスではなく、サブキャラクターでもなく、新しいキャラクターです。(例外もありますが…)番外編はそんなキャラクターが、デスゲームに挑戦する、という話なのですが、それがまたとても面白い…!!

作者さんもよくこんなにゲーム思いつくなあ…と毎回関心します。毎回違うオリジナルのデスゲームがとても面白いのです…。

その番外編の主人公たちも、性別、年齢、性格…さまざまです。「こいつが主人公だったのか!!」と思うような見せ方もしてきます。麻生先生、すごい。

そして何より、この番外編の主人公ですが…番外編だけのキャラクターかと思いきや、本編にも登場しちゃうのです!!

これが一番びっくりしました…。そしてなんだか嬉しいんですよね。しかも死線を潜り抜けてきて、番外編で見たときよりも強く、たくましくなっているという…興奮する展開です。とても面白いです…!

 

巻数がすすむごとにどんどん面白さを増していく漫画でした。

オススメです。ぜひぜひ読んでみてください!

 

デスゲーム系、面白いですね…。

ちなみにびっくりしたのが、この麻生先生…なんと「呪法解禁!!ハイド&クローサー」を描かれていた先生でした…。

これ、サンデーで読んでた…!!とびっくりしました。絵柄も話も変わりすぎ…!!

とても懐かしい気持ちになりました。

 

デスゲーム系、面白いですね…。そういえば秋アニメに入ってる「王様ゲーム」もデスゲーム系ですし、ちょっとチェックしてみようかな。