モンスターのゲテモノ料理がおいしそう!『ダンジョン飯』のあらすじ紹介

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最近本屋でよく見かける漫画のひとつ、「ダンジョン飯」。

これまた友人が面白いと言っていたのですが、グルメものってそんなに好きではなかったので今まで特に手を出してはいませんでした…が、新刊が出たのを見てついに読んでみました。

 

リアルには無いのにリアリティがある作品でした。

 

では本題へ

 

ダンジョン飯」とは

毎月発行(1月と9月を除く)している雑誌「ハルタ」にて連載中の作品で、単行本の5巻が 8月9日に発売したばかりです。

「このマンガがすごい!2016」のオトコ編にて1位に選ばれているなど、さまざまな賞も受賞しており、知名度はかなり高いと思います。

 

これ以降は「ダンジョン飯」のネタバレ注意です!

ここまでで気になった方は立ち読みからでもいかがでしょうか。

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ダンジョン飯」あらすじ

ダンジョンの奥深くにたどり着いた主人公・ライオスたちは、レッドドラゴンというモンスターに挑むも苦戦を強いられ、なんとかダンジョンから逃げ出せたもののライオスの妹・ファリンが犠牲となりました。

助けに行こうとするも、ダンジョン内に荷物を置き去りにしてしまったため一文無しの主人公たちは、ダンジョン内に生きるモンスターを食べながら進もうと決めます。

そんな主人公たちがモンスターをおいしく食べてダンジョンを進んでいく、というお話です。

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リアリティのある料理たち

タイトルに「飯」とつくこの作品ですが、グルメ漫画だからです。グルメ漫画といえば「美味しんぼ」とか「孤独のグルメ」だとか、美味しい食べ物を見て楽しむ作品ですよね。この漫画もグルメ漫画なので、美味しそうな料理の絵が出てきます。ただし、この漫画の正式なジャンルは「グルメファンタジー」なのです。

ダンジョン飯」というタイトルなだけあって、ゲームの世界が舞台でダンジョン内でのご飯がメインとなります。しかし、ダンジョン内のご飯って普通の食べ物なのかといわれると、まったく違います。

主人公たちはお金がないからとダンジョン内のモンスターを料理するのです。

この漫画の世界ではモンスターを食べるのが一般的なのかと言われればそうではありません。モンスターなんてゲテモノ扱いです。この漫画、ゲテモノ料理がメインなのです。

たとえば歩くキノコだとか、人喰い植物だとか、スライムだとか。ファンタジーな食材(?)を調理しおいしくいただきます。その調理にもしっかり内容が作りこまれていて、料理番組のような解説が付きます。それがまたリアリティのある内容で、まるで作ってみてねと言っているようです。作れないのに。

そして出てきた料理は、意外と見た目は悪くなく普通の料理にも見えちゃうのですが、「おいしそー!」と読者が思うのかといわれれば……それがこの漫画の面白い部分だなあと思いました。

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ゲーム好きにはたまらないモンスター

この「ダンジョン飯」ですが、RPGゲームのような世界観なだけあって、主人公たち仲間の種族はさまざまだし、出てくるモンスターもさまざまです。それがまたドラクエなどのゲームをしたことがある人にはたまらないものなんです。

まず主人公の仲間には、エルフやドワーフなどの種族がいます。エルフもドワーフもゲームではよく出てくる種族ですし、ストーリーではオークなんかも出てきて、ゲーム好きな私は「いるいるー!」と楽しんで読んでいました。耳が長かったり体格が変わっていたりと、見た目の変化も多いので画面も華やかです。

そして肝心な食材、モンスターですが、これもまたゲームによく出てくるスライムや動く鎧、ミミックなんかが出てきます。そしてこの作品はそれらを食材として扱い調理してしまうのですが…そこがゲーム好きにはたまりません!

料理ができるよう、食材らしい設定がしっかりとつけられているのですが、そこの作りこみがすごいです。ミミックはやどかりのようにものを住処にするだとか、動く鎧は鎧の中に生物が存在していて鎧を動かしているだとか。そして足は美味しいけど頭は食べれない、内臓は干して食べる…など、変なリアリティのある料理についてのコメントがついています。焼いたり煮たりして食べるとおいしい!っていうだけではなく、ちゃんと食材らしい情報がつけられているのがとてもいいです。そしてゲームが好きな人にはたまらないのではないでしょうか。 

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「料理」だけがメインじゃない

この漫画は「グルメファンタジー」だといいましたが、グルメだけではありません。

あらすじで書いた「犠牲になった妹」を助けにいく、という目的があって、主人公たちはダンジョンをもぐるのがメインなのです、あくまでご飯はその過程で必要なものなのであって、そのぶん話の内容がライトに描かれています。犠牲になった妹なんて重い要素があるのに、あくまで過程である「料理」のお話は笑って読むことができる内容となっているのがとても面白いです。

そしてその目的の話もしっかり描かれます。基本的には1話完結で毎話食べるものが違うのですが、妹の話もちゃんと出てきますし、実は伏線もしっかり張られているのです。「えっ、それ繋がってくるの!?」と驚かされるような展開には脱帽です。

グルメがメインだけれど、それだけじゃないので飽きることなく読めちゃいます。

 

今回読んだ「ダンジョン飯」は、グルメ漫画なのにしっかりストーリー性があって飽きずに楽しめる作品でした。それにしても真似できないグルメ漫画って斬新でとても面白いですね…。

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出たばかりの5巻は妹が表紙です。妹が出てくるといつも癒されます…。

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