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【新刊12/9発売】漫画『BEASTARS』のネタバレレビュー!動物たちの人間のような日々!

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月曜日ってやっぱりやる気がでないですよね。休みまで遠いです。

でも年末になればたくさんの休みが!…まあその分やることも多いですけどね…!

 

気を取り直して、今日も元気に漫画のレビューをしていこうと思います!

今日の作品は「BEASTARS」(ビースターズ)です。

では本題へ! もちろん今日もらくがきはあります。

 

BEASTARS」とは

秋田書店週刊少年チャンピオン」にて連載中の板垣巴留先生の作品です。

現在単行本は新刊6巻が12月9日に発売されました。

動物たちが暮らす世界で、オオカミの主人公が過ごす学校生活での葛藤を描くヒューマンドラマとなっています。(人間ではないですが…)

リアルなズートピアと言われているのを見かけて、そのとおりだなあと思いました。

 

これ以降はネタバレが含まれます!

ここまでで気になった人はぜひ立ち読みからどうぞ。

 

BEASTARS」あらすじ

肉食獣と草食獣が共に暮らす世界、オオカミのレゴシは「チェリートン学園」にて日々を過ごしていました。

そんなある日、レゴシが所属している演劇部のメンバーが肉食獣に食べられてしまう事件が発生してしまいました。肉食獣と草食獣は共存していながらも、やはり「肉食獣」「草食獣」というくくりに囚われていて、この事件からさらに溝は深くなってしまいます。そして、肉食獣の中でも大型のオオカミであるレゴシはちょっとした行動から犯人に疑われてしまうことに。

そんな中、夜の稽古場で、忘れ物を取りに来た演劇部員のヒツジ・エルスは待ち伏せていたレゴシに出会ってしまい…。

学園を舞台に、高校生のレゴシが肉食獣・草食獣というくくりに苦悩しながらも恋愛などを経験していく物語です。

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動物だけど人間…でもやっぱり動物。

BEASTARS」では、動物たちがみんな二足歩行し、制服を着て暮らしています。そしてその世界で過ごす動物たちには友達や恋人がいて、会話内容もありきたりなもので…まるで人間です。

でも、レゴシたち動物らが一番悩む部分は、「肉食獣」「草食獣」というくくりなのです。まずレゴシは肉食獣でありながら弱くあろうとしていて、性格は繊細でやさしいです。そして彼はウサギのハルと出会い、彼女への感情は恋愛なのか、肉食獣としての本能なのか苦悩することになります。

「悩む」という行為は人間らしいことですが、その悩みは「動物」らしいものです。難しい題材でありながらも面白く、惹かれてしまいます。

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荒い絵

作者の板垣巴留さんは、この作品が初連載です。ということでまだ絵はつたない部分が目立ち、荒々しい作画です。線もガサガサとしたタッチですし、トーンもなかなか荒いです。ですがそれがこの漫画の雰囲気にピッタリあっていて、ひとつの味になっています。かつ動物の表情や体などのデッサンは崩れているわけではないので、違和感もなく読み進められます。

おそらく出てくるキャラクターが人間だったら、絵が下手だな、なんて意見や出てくるかもしれませんが、動物かつ、二足歩行など人間が混じった生き物たちだからこそ変な部分は見えず、雰囲気作りに一役かっているなと思います。

この方向性で作品作りをしたチャンピオン編集部はすごいです。間違えてない…。

やっぱり漫画って絵がうまけりゃいいってわけじゃないなあと再確認しました。同時に絵がめちゃくちゃうまけりゃ読んじゃうものもありますが。

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危うい雰囲気をまとう世界観ですが、部活に恋愛にと高校生の青春の物語でもあり、不思議な作品でした。でもとてつもなく面白く、読ませてくる謎の魅力があります。

ぜひぜひたくさんの人に読んでいただきたい作品です。オススメです!


今日の「ぶくはく!」らくがき

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みつあみ作成中…な先輩です。

しばらく描いてなかった先輩!

やはりパッツン長髪は描いていてめちゃくちゃ楽しいです。ほんとはちゃんと線画にして色塗りをしたい…。

来年までにもう一枚くらいはちゃんと色塗りした絵を描きたいですね!クリスマス絵とか!で、できたらの話ですが…。