【秋アニメ】話題の美しい宝石の擬人化漫画『宝石の国』のあらすじ紹介

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もう8月も半ばを過ぎて秋が近づいてきています。

ということで、どんどん秋アニメに備えていきましょう!

 

今回は何かと話題の作品「宝石の国」を読んでみました。

では本題へ

 

宝石の国」とは

月刊アフタヌーン」にて連載中の作品で、現在単行本が7巻まで発売中です。

アフタヌーンといえば「寄生獣」や「おおきく振りかぶって」なんかが有名ですね。

宝石の国」は秋にアニメ化が決まっていますが、その前からじわじわと人気は広がっていたように思います。

宝石の擬人化といってもいい今作は、最近では実際の宝石のコラボアクセサリーが発表され、その値段の高さが話題になりました。 

 

これ以降はネタバレがあります!

宝石たちの美しい生き様が気になる方はぜひ読んでみてください。

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宝石の国」あらすじ

宝石の体を持つ主人公たちは、自らの体を目当てに襲い掛かってくる敵・月人と戦い生きていました。そんな中、主人公のフォスフォフィライト(通称フォス)は、戦う、見張る、治療するなどの役割を何も与えられていませんでした。

ある日「博物誌」という記録係の役割を与えられたフォスは、その役割に不満を抱きながらも任を全うしようといろんな宝石たちに話を聞きに行きます。

博識な宝石・シンシャに話を聞きに行ったフォスは、シンシャの不毛な役割に疑問を抱きある約束をしました。

そんな宝石たちの戦いと生活の物語です。

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圧倒される世界観

「宝石」のキャラクターと、その宝石を狙う「敵」…なんて特殊な世界観なんでしょうか!

擬人化がはやっている時代ではありますが、この作品の世界観はその中でもぬきんでているように感じます。

同じ秋アニメの「クジラの子らは砂上に歌う」も世界観が特殊でそこに惹かれる作品だと記事にしましたが、今回の「宝石の国」も世界観に惹かれる作品だと思います。

ただし「宝石の国」は、キャラクターたちが「宝石」という部分が面白いです。

彼らは感情がしっかりあるようですが、読んでいるとその感情の薄さを感じます。無機物らしい部分が見えるのはなんだか怖くも感じますが、この作品の雰囲気作りに一役買っているようにも見えます。

 

美しい描写の数々

キャラクターたちが宝石のこの作品ですが、肌は普通の人間のようで、髪の毛が各々の宝石らしい色や輝きをしています。でも漫画なので、表紙や扉絵じゃないかぎり白と黒で表現されてしまいます。ですが、それでも輝きはしっかり伝わるのです。

髪が光るのです。その表現は見ていて「あ、宝石だ」と思う光り方で、しっかりと質感を伝えてきます。

とくにそれが顕著なのが「ダイヤ」。さすがダイヤモンドなだけあって、髪の毛の輝きは虹色のように見えてきます。白黒の画面なのに、頭の中で想像ができるのです。これってすごいですよね…。

またそのキャラクターたちが月人と戦っている様子がとても美しいです。

バトル漫画には欠かせないであろう効果線が一切無く、まるで静止画のように描かれる戦闘シーンは、宝石たちの人間離れした美しさがうかがえてイラストのようです。

これはぜひ読んで確認していただきたい部分ですね!

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「宝石」というはかない存在

主人公たちは「宝石」です。「擬人化」といっても、彼らは宝石の体をもっているので人間ではありません。なので、腕が簡単に折れたりと体が欠損しても痛がったりは決してしません。

1巻の最初のほうで、月人に捕らえられた同胞が装飾品として現れる場面があります。私たちが良く知る宝石としての出番です。それを回収して、あつめれば元に戻ると彼らは言うのです。

人間ではないのです。体が欠損しても付ければ戻れる体、かつ長寿である宝石たちは、死ぬということがないように感じます。ですが読者の私たちは、腕が折れその断面から覗く宝石の輝きに、無性にはかなさを感じてしまいます。

主人公のフォスは作中で足を無くし、違う鉱物を付けて代用します。また、それと同時に体の一部が無くなったため記憶が欠損しているというのです。

宝石という物質なのに、はかなく美しい彼らの生き方はなんだか惹かれてしまいました。

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アニメで動く宝石たちも楽しみになりました!放送が待ち遠しいですね。

 

そんな「宝石の国」読んでいない人はぜひ手にとってみてください!

1巻の立ち読みでも美しい戦闘シーンは見ることができますので!

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